春、一転

頼んでいた音盤が入荷したとの報を先日受け、レコード店へ出る。
あちこちで演奏評は拝見していたが、予想を上回る好い演奏。

Ludwig van Beethoven
1770-1827
Symphony No.6 in F-major Op.68 "Pastoral"(1808)
Schneidt / 神奈川po

愛情にあふれ、祈りに満ちた音楽。
「田園」はクラシック音楽を聴きはじめたまなしから
聴いてきて、知らないことはもちろんないのだけれど
このシュナイト盤をかけたときの新鮮な気持ち！
フィルアップのモーツアルト「ディヴェルティメントヘ長調　Ｋ．１３８」
も安心して身を浸すことができる、やわらかいモーツァルト
また、両曲ともVn群や弦セクションは黄金色に輝き
微妙なニュアンスでもって音を紡いでゆく様には恍惚とさせられる。

Hanns-Martin Schneidt (cond.)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
mozart: Divertimento for String Quartet in F-major K138(125c)(1772)
beethoven: Sym.No.6 in F-major Op.68 "Pastoral"(1808)
Recorded:2005/3、ミューザ川崎シンフォニーホールおけるライヴ

[MSCD-0017]