モオツアルト強化
何点かCDを買ってきて聴く。
・スウィトナーの「魔笛」
・アーノンクールの「後期交響曲集」(新盤)
普段は熱心なモオツアルトの聴き手でないが、自分がやる、
となった以上は「モオツアルトの音」が知りたくなった。
弾みがあって、羽毛のような柔らかで。
静的なものと動的なもの、柔と剛、明暗の対比。
モオツアルトらしさ。
モオツアルトの奇抜さ、ドラマティックさが伝わる、
アーノンクールがコンセルトヘボウ管を振ったジュピターの録音を聴いていて
他のも聴いてみたくなったので今回はCOEを振った後期交響曲集を購入。
ただ、今のところ40番、ジュピターはACOの方が、やはり音色が魅力的だしアーティキュレーションも
(比較すれば)自然。新盤では音楽が切れ切れで打楽器の強奏が空回りしてきこえる。。これはACOとCOE両オケの反応の違いかもしれない。
気に入ったのが38番「プラハ」。第一楽章の第二主題のところで、
ぐっとテンポを落としてなんとも切なく歌う。ここはACOとの旧盤も聴いてみたい。