冬の旅

日曜日午前中、ハスキルの「ザルツヴルグライヴ」を聴きコーヒーで一服。土曜日に買った『River'sEdge』と『LAST MOMENT②』を読了。西風のほうは一巻を読んでいない。岡崎京子のほうは、いしかわじゅん氏の文章で以前から作品のことはは頭の隅の方にあったのだが、実際読んでみて、その世界観に新鮮な衝撃を覚えた。93年にこれが書き手の頭のなかにあり、世に出ていたというのもその一つ。岡崎京子がこの作品で描こうとした世界のどれほどを今の自分が理解できたのか、またそれを文字にしようとすれば自分にはまだ知らない言葉が多い。今はまだ、これがマンガという表現の上に成ったもの、くらいしか文章化できない。こうして語彙の貧しさを感じたとき切に、勉強しなければと思う。いずれ感想文を。
自分がそれまで知らなかったものに<気付かされ>た後は周りの風景も新しくなる。