06年度冬籠り準備 

久しぶりに本屋へ寄る。
普段はネットでの方が在庫もあり検索機能もあるから利用する機会が多いのだけれど、
図書館然り、無数の本のにおいが恋しくなる。装丁を見ながらあれこれ回るのも楽しい。
ただ、今日寄った本屋は今回のお目当ての岩波文庫が少なかった。
変わりに目に付くのはの最近流行の新書の類、中身は違うのだろうけれど、あれらの題名というのはどうなのだろう、好奇心で手にとって眺めることはあっても。
あれらが売れているから他のジャンルの本も出せるという事は分かっていても。。。


部屋では専ら本の虫干しをかねて年の瀬に読む本の選考、べたにトルストイか。久保田万太郎かラヒリも良いかもしれない。いや、ラヒリ経由のゴーゴリでも。とただでさえ狭い部屋の一角にデンっと本が積まれている現状、片付けねば。


本屋の帰りの中古本屋で岡崎京子『愛の生活』を買う。ああ、片付けねば。


今日は晴れていい天気だった。朝方はだいぶ冷えたが昼頃から夕方まで暖かかった。。
自転車片道四十分ではまだまだじんわりと汗をかく。
J.S. Bach: Les Quatre Ouvertures
大バッハ管弦楽曲サヴァール盤。
冬に入る前の安穏とした感もあり一方、草木を紅く燃やしている秋、そういう季節のバッハ。
でも好みとしてはもう少しピシッとしてほしい。