根をはりたい

チェロの練習場所を探さねばならなくなった。
今の部屋でも弾くことはできるが、隣人への配慮から大きな音で弾くことはできない。
そんなにしょっちゅう大音量を出すわけではないが、こじんまりとした音ばっかり出しているのもあまりよくなさそうだし。消音器もずっとつけっぱなしと言うわけにはいかない。

カラオケBOXに持ち込むと言う噂はちらほら聞くけれど、
自宅から近くのカラオケBOXまで距離があるので、まだちょっと躊躇ってしまう。
ハード・ケースを持って移動するというのは最近重いエンドピンに換えそのせいもあって、重労働なのだ。
ソフトケースのときは、無謀にも、最寄り駅まで自転車でいけたのに、
ハード・ケースでは無理そうだし。

四月、早速出鼻を挫かれる、とまでいかないが解決しなきゃならないなかなかの問題だ。


 『小さなお茶会[rakuten:book:11248641:detail]の完全版というのがだいぶ前に発売されていたようで、今月に入ってから気づいた。
とりあえず、前から気になっていた『雲の上のキスケさん』鴨井まさねと一緒に購入。

金銭的な事情から全四巻のうち一、二巻を購入。
初めて買ったのが全二巻の文庫版だったから、
今回はじめてストーリーがちゃんと順を追って分かる。
文庫版では突然、子供ができていたり、成長していたりと、
だいぶ配慮に欠ける構成だったが作品それ自体は面白ろかったので、今回の完全版、復刻にはほっとすると同時に期待。

シューベルトピアノソナタD960、[rakuten:book:11730698:detail] 悲しいのか楽しいのかよく分からない、色彩も絶えず変化するようで。陽が差してくるかと思えば、また暗い森の中。内田さんの演奏はその劇的な緊張感と深刻さが聴き手の状態を選ぶ。