平易

 無事試験も終わり、ほっと一息つく。
 途中から数えたら今回の試験がらみの勉強ではルーズリーフ50枚前後を使った。
たぶんジウリスと普通のマルマン半々くらい。
 書きながら、また、すでに書いたものを見返してみるとパーカークインクのブルーブラックはフローの良いペンでインクいれたてで書くと、部分的には薄くなるが基本は濁りのある青色だと判断。
 また濃くなると緑っぽくもなる。裏抜けやにじみはなかったのでこれが切れたら同じクインクの今度は普通のブルーを購入予定。
 まだクインクの方が半分は残っているのですぐではないが、試験も終わったのでという口実で、とりあえず新しいインクが欲しい。
というわけでウォータマンのグリーンを購入した。開封してまもないインクは本当に淡く優しい色合いをしている。白地に金網模様のL.シェーファーにこのインクを入れた。以前エルバンのライトグリーン(VERT PRE)を入れていたときは校正に使ったりと事務的な接し方、使い方をしていたが、使いやすいインクの登場で今度からはこのペンの登場頻度もアップしそうだ。
 インクの慣らしも兼ねて資格の勉強を、J・ラターのレクイエムをかけながらする。このイギリス近代の風変わりなレクイエムは慰めに満ちている。甘美で平易な歌は親しみやすく、くつろいで聴ける。
 勉強も一区切りつき、CDもいつの間にかリピートしていたので一杯飲み、手帳を整理し、寝る。